仲良しのねこ、りす、あひるにはそれぞれ役割分担がありました。
演奏会をするときも、お布団を作ったときも
それからおいしいかぼちゃのスープを作るときも。
でもある日、あひるが「今日はぼくがコック長!」と言い出したばかりに大喧嘩になってしまいます…。
背景やねこたちの表情の一つひとつまで、とても細やかに描かれています。そこにリズムのよい文章も重なって、とても素敵な絵本になっています。
いつも一緒のときは気がつかないけど、いなくなってはじめて友だちの大切さって知ることができるんですよね。そんなことをこの3人組を通して感じることができます。
せっかく仲直りしたのに最後にはまたもめていましたけどね(笑)
でもあひるさん、満足そうだからまた仲直りしたのかな。
裏表紙までしっかり楽しめますよ。
それにしても本当においしそうなかぼちゃのスープです。
これを読んだら、今夜はかぼちゃスープを作ろうかなって思っちゃいますね。