「ケーキがやけたら、ね」 みんなの声

他愛のない、本当になんてことはない内容なんだけど
とってもイラストがかわいくて和むんです。
表紙のイラストを見てもらったら分かりますが
本の装丁もステキだし、タイトルの『ケーキがやけたら、ね』の『ね』っていうところがニクい（≧〜≦）たまりませんっ♪
これを読むと“みんなでいっしょに作る”楽しさとか
“じぶんがやってみる”とかっていう達成感みたいなものを
優しく感じさせてくれる絵本ですね。
娘の誕生日が近いので一緒にケーキを焼きたいと思っています。
動物がどんどん出てきて材料を調達してくれるっていうのも
子供が好きな展開ですね。

主人公の女の子が自分の誕生日にケーキを焼くお話。

材料を動物たちに頼んで、集めていくのですが、それぞれの動物たちの材料の集め方もかわいい。
必ず買いにいくわけでなく、他の動物に頼みに行ったり・・。

そして最後にみんなでケーキを作って、一緒に食べるというお話なのですが、オクセンバリーのやわらかい絵にマッチして、すごくほのぼのとしたお誕生会になることがわかる感じです。

我が家もケーキを作ってからこの本を読んだのですが、娘は実際に自分で作ったときのことを思い出して、「混ぜるの大変だったよね〜」「果物はさくらんぼだけなんだ」とか言っていました。

ケーキ作りは大変だけど、自分で作ったほうがいいかな？と思える一冊です！

ヘレン・オクセンバリーのやわらかな絵がほっとします。「かぞく」「したく」などのシリーズをよく読んでいたのでなじみがあるのでしょうか？この本ではケーキの材料集めをしていく中で「猿がさくらんぼを収穫する」シーンがうちの子にはツボだったみたいで喜んでいました。農家でもない限り、さくらんぼがどこから来るのかなんて見たことないですもんね･･･

自分の誕生日に、自分でケーキを焼こうとする子供の話です。「子供 対 動物」の会話が主で、テンポよく読めます。

動物たちに協力してもらって、材料を集めて、ケーキ作り。
焼けたケーキを持って、ひとりでどこかへ行こうとする子供の背中を見送る動物たちの顔。あ然にとられた顔、怒っている顔、呆れた顔・・・その動物の特徴にあった表情をしているのが面白いです。

最後は、みんな笑顔で、いただきまーす！

「きょうはわたしの　おたんじょうび。
ケーキをやくのよ。」

ケーキに必要な材料は卵・小麦粉・ミルク・塩・さとう
それに、飾りのさくらんぼ。
あれこれと、お友達がそれぞれ材料をそろえてくれて
みんなで楽しくケーキを焼きます。
そして最後は・・・。もちろん。

「おたんじょうび　おめでとう！」

とてもやさしいくてかわいらしいタッチの絵のこの絵本は
息子が1歳の頃からのお気に入りの絵本です。

ミルク・さとう、さくらんぼ、お誕生日ケーキ、たくさんの動物たち。
登場するものは、どれも子どもが好きなものばかり。
そして期待通りの結末がなによりうれしい。
できあがったケーキは素朴なアメリカンタイプ。
とってもかわいい絵本です。
ぜひお誕生日のお祝いにおすすめします！！

　今日はあたしの誕生日。ケーキをやくの。いるものは卵、小麦、ミルク、バター…。にわとりさん、わんくん、ねこさん…いろいろな動物たちから材料を分けてもらい、最後においしいケーキのできあがり！　動物さんみんなのおかげで、心のこもったお誕生ケーキが焼き上がり、小さな子供たちにとっては最後の食べるページが待ち遠しいことでしょう。たくさんの動物と、ケーキ作りに必要な材料が登場し、最後においしいケーキができあがる…子供が好きなものばかり登場する絵本は、やさしいタッチのイラストで描かれています。
　お誕生日絵本なので、タイトルはそれとわかる方がいいんじゃないかと思っていましたが、この「ケーキがやけたら」の次の「ね」が娘はお気に入り。「ね」を強調して本をリクエストします。
　息子が小さいときに英語版で読んだのが最初です。このときは主人公は男の子だと思っていたのですが、日本語訳では女の子になっていて、今度は娘に読むので調度よかったです。心あたたまる絵本で、お誕生プレゼントにも向いています。