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かあさんあひるのたび」 みんなの声

かあさんあひるのたび 作・絵:エリック・バトゥー
訳:広松 由希子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010/08/25
ISBN:9784062830492
評価スコア 4.47
評価ランキング 10,844
みんなの声 総数 14
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  • 子そだての在り方を問う?

    絵本ナビさんの対象年齢の表記のところに
    “すべての母親へ”と書いていたのに納得です。
    これは子どもに読み聞かせながら自分の子育てを振り返りたくなる絵本ですね。
    ライオンの母親は谷底に子どもを突き落とすとか・・・
    まあ、これはあまりにも厳し過ぎますが
    動物の世界には自分自身で生き残れるすべを教える母の厳しさが
    自然に備わっているのだな。
    私は静観しておけば娘が自分でできることもついつい我慢ができず
    過干渉なところがあるなあと
    この絵本を読んで反省しました。
    一方娘の反応は ただのあひるの6兄弟がひとりづつ母親から離れて行って・・・っていう単純なお話として受け取ったようですが
    とても深い絵本だなと思いました。
    エリック・バトゥー氏の絵本はいつもしっかりとしたテーマがあり
    考えさせられることが多いなと感じます。

    投稿日:2010/10/20

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  •  可愛い絵だな〜〜〜♪
     ふ〜ん、へぇ〜〜、えっ、ちょっとちょっと〜これは軽く読み流せない。
     とっても哲学的かも、と思いしっかり読み直しました。
     
     ぽつんとスイレンの花が咲く小さな池に、かあさんあひると6羽の子どもが一緒に暮らしていました。
     が、つとおかあさんが思い立ち、子どもたちを連れ旅に出ます。
     ここで、子どもたちへ見聞を広めさせようとしてのことか、おかあさんの“脱日常”と見るか分かれるところ。

     さあ、旅は始まりますが、子どもたちが一羽一羽居心地の良い場所に出会い、お母さんに別れを告げます。
     この時のおかあさんの返答が、どれもそっけない感じで驚きです。
     子どもたちが生きていく場所(道)を見つけたら、これくらい潔く祝福し別れたいものですが、なかなかできる自信がありません(笑)。
     しかし、読み直してみると、どの子どもにかけている言葉もその子にとって、もっとも的確な言葉とも思えます。
     
     ついにおかあさん一羽が落ち着く先も決まりますが、その時の彼女の心境も本音と思いました。
     この後の、喜ばしい光景にグッと来ます。
     
     そしてラストなのですが、自分の人生の終盤を自覚しているのか、終の棲家として選んだのは、・・・。

     大人向けの絵本かな?
     お母さんお父さん読んでみてください。

    投稿日:2010/10/04

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  • 考えさせられる絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    小さな池で暮らすかあさんあひると6羽の子供たち。
    かあさんあひるの
    「荷物を纏めて、旅に出よう。何処かに きっと もっと ずっと 素敵な場所が あるはずだもの」
    という発言で旅に出発します。

    荷物を棒に結んで歩く姿は、何処かユーモラス。
    どんどん下流に向かって歩いていくのですが、子供たちは1羽づつ気にいった場所で居を構え、かあさんだけが海に達して、それぞれが暮らすことになります。

    子供たちとの再会があるのですが、最後にかあさんあひるは、元いた小さな池に戻ります。
    エンディングは、何か胸をかきむしられる気持ちになります。
    そこにあったのは、子供たちを立派に育てたという達成感なのか、それとも、単なる郷愁なのかは分かりません。
    様々な思いが交錯したのかも知れません。

    私達も、かあさんあひると同じように、旅をしていると言えるのでしょう。
    旅を終えたとき、良かった旅をしたと言えるようにしたいものです。
    子供に読み聞かせるというより、大人が読んで何かを感じてもらう、そんな類の絵本ではないかと思いました。

    投稿日:2010/10/02

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  • 故郷がいいのかもね

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子10歳、男の子8歳

    「かあさんあひるのたび」という題なので、かあさんあひると子供しか出てきません。あひるのお父さんは一緒にいないのかな?と素朴な疑問をもちました。

    かあさんは平凡な変わりばえのない日常に飽きて、もっとすばらしい生活する場所を目指して、6人の子供たちと旅をするのです。

    結局、かあさんあひるはせっかく見つけたステキな場所から、元いた場所に戻るのですが、狭かろうが不便だろうが、やっぱり長くいた場所が懐かしく、一番暮らしやすいのかもしれないですね。

    まだ私にはその気持ちがわかりませんが、だんだん分かってくるのかな。

    この本でいう「かあさんあひるのたび」は、「かあさんあひるの人生」なのかもしれないですね。

    投稿日:2010/09/22

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