絵本ナビさんの対象年齢の表記のところに
“すべての母親へ”と書いていたのに納得です。
これは子どもに読み聞かせながら自分の子育てを振り返りたくなる絵本ですね。
ライオンの母親は谷底に子どもを突き落とすとか・・・
まあ、これはあまりにも厳し過ぎますが
動物の世界には自分自身で生き残れるすべを教える母の厳しさが
自然に備わっているのだな。
私は静観しておけば娘が自分でできることもついつい我慢ができず
過干渉なところがあるなあと
この絵本を読んで反省しました。
一方娘の反応は ただのあひるの6兄弟がひとりづつ母親から離れて行って・・・っていう単純なお話として受け取ったようですが
とても深い絵本だなと思いました。
エリック・バトゥー氏の絵本はいつもしっかりとしたテーマがあり
考えさせられることが多いなと感じます。