「ぼく いぬ」 みんなの声

２ページ毎にいろんな犬も変わって、面白い絵本です。高畠純

さんの絵も面白いです。

「わるいね、ひっぱらしちゃって」

　　　「いいの　いいの、ぼくたち　ちょっと
　　　　　ふとりすぎのたいけい　だから。」　　　

　　　ペンギンの太ったのも可愛い（？）ですが、やっぱり気になり
　　　　ました。自分の体形にです。（笑）

面白い絵本に明るい気持ちになれました。

越野民雄さんと高畠純さんのコンビニ　大人向きのだじゃれ絵本かな？
ペンギンの肥満はおもしろいなあ
牛と同じ模様のイヌの言葉　「いいの　いいの　ちいさいことは　きにしない」
かぜ引いたイヌなんとも　くすくす笑えるのです

イヌのダンス　　いぬのおまわりさん？
らくだの上のいぬは　楽ちんですね　星空ながめて　暮らせたらいいねえ〜
越野さんなかなかおもしろい人のようですね　
いろんな目線でながめているところが　いいですね〜

大人の方　ちょっと　頭を柔らかくして　どうぞ

高畠さんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公の少しおどけた様子が愛らしい表紙の描き方が良かったです。色々な種類の犬が登場するのが楽しかったです。マンモスとゾウの共通点をとても滑稽に対峙させているのが気に入りました。特徴を捉えた描き方はさすが高畠さんだなと思いました。

しゃれがわかる年齢にならないと難しい絵本だと思いました。息子も心なしかつまらなそうでしたが、最後のページの犬とおばけ？が対峙しているページの「いいから、ちょっ　そこどいてよ。かべに、おしっこ　かけるんだからさ」にきたら、「おしっこ」という言葉に反応した息子は大笑いしていました。子どもに受けるのは、「おしっこ」ネタなのだと再認識しました。

私は犬がボクシングでボコボコにされて「なめられてんじゃなくて、なぐられてんだよ　おまえは」と突っ込みを入れられるページにクスッとしました。

　色んな種類の犬の特徴をとらえて、ちょっと笑ってしまうような絵本です。見開いた２ページごとに、話しが変わるのですが、子供が見るより、大人が見たほうが楽しいと思いました。