ちょっと前から、「おばけ」と「がい骨」と「魔女」にはまっている娘。「こわいけど、おもしろそう〜」って感じでしょうか?この絵本に出てくるおばけの家族は、そんなイメージにぴったり。子どもたちもみんな、こわがりながらも、おばけのことを知りたがっているんですよね!子どもだけでおつかいに行くときのどきどきする気持ち、無事成し遂げたときの達成感と安堵感・・・おばけのきょうだいのさくぴーとたろぽうに自分自身を重ねながら読んでいる子もきっと多いはず。
娘は、本文に入る前に必ず、地図をあれこれチェックするのを楽しんでいましたが、今回のお話の本筋には登場しないキャラクターの名前もいつのまにか覚えてしまい、それぞれのおばけを所々に発見する喜びも得たようです。また、最後のページのレシピにも興味津々で、毎回自分も作ってみたい!というような顔で、身を乗り出して聞いていました。(でも、1ページ目で、おばけの家族がくもの巣を集めているシーンでは、「くものおうちがなくなっちゃうよ〜!」と、心配していた娘でしたが・・・)さくぴーが、おみやげにもらったビーズぐさで作った首飾りも、うらやましそうに見つめていました。この他にも、娘が「かわいい〜!」と言って夢中になったのは、赤ちゃんのぺすけくん。(早速、お人形の赤ちゃんの名前も、まみこちゃんからぺすけくんにかえてしまいました!)そして、布団に入ってから、「おばけは、今からごはん食べるところかなあ?」と、“おばけ時間”の日課を思い浮かべながら、眠りに付いた娘でした。今夜は、おばけの夢を見てるのかなあ?