えほんなのに、まるでスクリーンの最前列で見ているかのようだ。
考え抜かれた絵のちからにどんどん引き込まれてしまった。
摩訶不思議が子どもは大好き!
お化けは怖いけれど、ちょっとくらいなら我慢ガマン!
現実と空想を自由に、行ったり来たりできるエスパー子どもたちにとって、
澤野画伯の考えだした「ちゃまる」はきっと、夢先案内人なんだろうなぁ。
だから何たって、セリフや行動が気になって目が離せなくなる。
私たち大人が手放しに喜んで、優れたえほんにおぶさるのはちょっとねぇ。
「こどものくらし」に寄添うえほんに、負けてはいられない。
しかしこの練りに練った構想とキャスティングには、
脱帽かなぁ・・・か・ん・し・ゃ