てっちゃんの息子が3歳〜4歳のときにひたすら読みました。
舞台は東京駅東北新幹線の出発ホーム。新幹線は今はなき旧デザインの「はやて・こまち17号」。初めて新幹線に乗るつばさくんとなすのちゃん一家と、ホームや駅で働く人々が丁寧な説明付きで描かれています。
「スーパーこまち」(現こまち)、「のぞみ」も買いましたが、こちらは出発してから到着するまでの車内の様子が描かれているのみ。のみ、とはいっても、車窓の風景や、連結の様子、車内販売など、一緒に旅をする感覚を味わえます。
しかし、この「新幹線しゅっぱつ!」は、ホームや働く人たちの様子、運転士さんの出発時の運転席での様子などが細かく書かれており、ほかの2冊とは違い、図鑑的要素が豊富で一番のお気に入り。この本だけ繰り返しリクエストし、50回近く読みました。
運転士さんの出発前の点検の様子や「ブレーキ緩解!」「時刻よし!」「定時出発!」なんてセリフを気に入って、毎朝園に車で行くとには、息子のこの掛け声で出発します。トンネル内でMAXとすれ違う「シュゴー」という音も気に入り、ほかの車とすれ違うときには「シュゴーっ!」と激しく叫んでいます。