娘が学校の図書館から借りてきました。
「どうしてこの絵本を選んだの?」とききましたら
「ちょっとこわいのかも?とも思ったけど、かわいいかも
しれないなあとも思ったから」だそうです。確かに表紙の
絵は、「うーんとかわいい♪」といった雰囲気ではないですものね。
でも「ねこ」だから(娘も私もねこ好きです)。
ねこのくにのねこたちは、みんな働き者。
でも、うたもおどりも知らなかったのですね。
人生(ねこ生?)には、働くだけでなく、他の楽しみもあった
方が濃く深いものになっていいですよね。そんな、ねこたちの
知らなかったうたとおどりをつたえてくれた「おきゃくさま」が
いてよかったなあって思いました。私は大人なので、すぐに
おきゃくさまがだれなのかわかってしまいましたけれど(笑)。
おきゃくさまの正体がわかった後のねこたちも偉かったなあって
思います。約束したから、っていうのもありますが、うたやおどり
を知って、楽しいことがあると知った後では、心にも余裕ができる
のかもしれないな・・なんて思いました。