「ひみつのばしょ」 大人が読んだ みんなの声

「ひみつのばしょ」とか「ひみつきち」とかって、子供にはすごくわくわく嬉しい所なんですよね。
秘密にしたいくらい、誰にも教えたくないくらい、大好きでお気に入りってことなのでしょうね。
秋にもぴったりな、外へお出かけしたくなる、楽しく癒される絵本に思いました。

　あぁ、なんてすてきな最終頁！ひがし画伯。
内からそとを見る、まるで私がそこにいるようです。
それにどこか懐かしい、遠くのあたたかで、やさしい場所、
忘れてしまっていたけれど、ふいに思い出したような場所を、感じるのです。
　子どもなら、誰もが本能として持っている冒険心を
ひがし画伯はじょうずにくすぐっておられる…嬉しい限りです。
またもや「お母さん」に締めくくられるのは、父親として残念ですが
やはり母は偉大なのです、とてつもなく。
　ひがし画伯、PHPに、感謝。

さやちゃんは公園で発見したしげみの横に穴。
はいってみると、そこはとてもすてきな場所。
「きょうはずっとここにいよう。」

子どもの頃の自分だけのひみつ基地。
「自分も見つけたことがある」
そんな記憶を思い出しました。
自分で場所を整えながら、足りないものは空想で。
いろいろなものがあるのです。
ひがしさんの絵本は子どものその空想世界を
素敵に成立させています。
自分にあった過去を覗いているような楽しい体験です、
そしてさやちゃんのこの話には続きがありそうです。
それを思うのもいいですね。

いいお天気の日、
自分の中の子どもの私に読んであげたいです。

さやちゃんが見付けた秘密の場所　　はっぱのすきまから　外の様子をみると　別の世界へ、きた気持ちになります
本当に　見る場所や　見方を変えると　不思議に　違う世界のように見えるの分かる気がします！
一人で　小鳥の声を聞いたり　良い時間だな〜
さやちゃんは　とってもステキな　秘密の場所を見付けて　　いろんな良い夢を見ているんですね　　冬の　おち葉のふかふかベット　気持ちよさそう！
くまさんと　パーティーの約束　ゆびきりげんまん

なんと　夢の世界にいたのですね　　お母さんが「さーやーちゃん」探しにきたのです

おかあさんの耳元に「おかあさんも　パーティーによんであげるからね」
おかあさんは　さやちゃんと同じように共感して　「それは　たのしみね」
このおかあさんの　言葉がさやちゃんを　見守り　ステキな夢の中で　良い子に育っていくのでしょうね！

子供を　育てる秘訣が　感じられました！
心あたたまる　お話でした。

『ぼくのかえりみち』以来気になっていたひがしちからさんの作品。
さやちゃんは公園で不思議な茂みを見つけ、入ってみたのです。
「素敵な場所、見ーつけた！」のセリフどおり、
さやちゃんは想像力を膨らませます。
独特のアングルが、臨場感いっぱい。
なんと一年の予定が詰まっているのですね。
そして、パーティーの計画は素敵です。
夢から覚めてからの、お母さんとのやり取りにも心ほっこり。
さやちゃんのお話をしっかり聴いてあげて、「それは　たのしみね」と答える
お母さんの姿に拍手です。
それにしても、このお母さん、『ぼくのかえりみち』のそらくんのお母さんに似ているのですが・・・。
さやちゃん、もしかして、そらくんの妹かしら？

「素敵な場所、みーつけた！」さやちゃんは、公園で不思議な茂みに入ってとても気にいってしまいます。「今日は　ずっと　ここに　いよう」と、さやちゃんはお気に入りの秘密基地を見つけました。やっぱり一人じゃあ寂しいから動物さんたちと賑やかなパーティを開くことを計画立ててお友達っていいなあって思いました。「さやちゃん　みーつけた」とおかあさんの明るい声っていいなあって思いました。心配して探していたと思うけれどおかあさんの接し方がいいなあって思いました。秘密基地にお友達と一緒に遊べるといいなあって思いました。

ある日、さやちゃんは、公園の木のしげみの中をのぞいていました。そして、その中に入ってしまうのです。するとそこへやってきたのは…
動物たちが次々とやってきては、おしゃべりをしています。
いいなあ、こんな場所、誰だって憧れる空間に一度は身を置いてみたいと思います。でも、子どもだけしか見えないんだろうな。行けないんだろうな。読みながら、ひとり空想の世界を飛び回ってしまいました。
表紙のさやちゃんのまん丸お目めに、好奇心をいっぱい感じます。

次々とやってくる動物たちの質問に答えながら、さやちゃんの世界がどんどん広がっていくお話の流れは、子供にとったらまさにやってみたいことばかりでしょうね
東さんの絵本は、子供の目線でお話が進んでいくので、共感できる子供が多いと思います
大人になっても遠い日の出来事の記憶がよみがえるような気分で、読みました
おかあさんの「たのしみね」の言葉で、また一段と夢や想像力が豊かになるのかなぁ〜

絵の縁取りが黒ではないので
なんか不思議だなぁ・・・と、手に取りました
遠目が効くのかもしれません
読み聞かせを意識しているのかな？

こんな感じは、幼い頃だれでも1度はしているような・・・

現実と想像の世界が楽しめます

本当だったらいいのになぁ〜
と、うきうきしてしまいます