「みつけたよ、ぼくだけのほし」 大人が読んだ みんなの声

星がどうしてもほしい男の子。あきらめず、いろいろ試す姿に、応援したくなります。どうなるのかな、と思い読み進めると、自分だけのほしが見つかって、良かった！　星のとなりにいる男の子の幸せそうな姿に、あたたかい気持ちになりました。絵もかわいくて、素敵です。

星へのあこがれは、大人も子供も、永遠の課題でしょうか。
星はそれ自体が、宝石のように美しくも見え、
願いをかなえるパワーも感じられる魅力的なものですね。
男の子は、どうにかして、星をとらえようと、あらゆる手段を考えます。
でもどれも、上手くゆきませんでした。
最後に砂浜で見つけた美しい星は、海の星であったのか、天の星であったのか定かではありませんが、手をつないで、満足そうでした。

夢がある絵本で想像力あふれる内容に読み手も微笑ましくニンマリしてしまう絵本です。
主人公の男の子「好きなもの」があるって素敵だな〜と思いました。
子供にも大人にも夢を与えてくれる，そんな絵本に思いました。
どこの国にいても「星」って見えるもの，それを題材にしたのもまたいいですね。
この絵本を読んだ日の夜は夜空を見上げたくなるでしょう。

最後まで諦めない男の子に感心しました。それが本物の星でなくても男の子が本物の星だと思っているから諦めなかったから手に入れることが出来たのだと思いました。星を掴まえる方法が子供らしくてとても可愛らしかったです。星は一晩中空で輝いていて朝は疲れているにちがいないから、早起きすれば、きっと掴まえられるよ信じている男の子に、「なるほど！」と納得できました。夢は諦めないで納得のいくまで頑張ってみるものだと思いました。

自分だけの星をつかまえるために、純粋に頑張る男の子。その純真さに癒されます。
そして、ストーリーも去ることながら、可愛らしく、幻想的な雰囲気の絵が気に入りました。男の子も愛らしいし、表情も、大袈裟ではないけど、胸にストレートに響いてくる雰囲気があります。
夜寝る前に、しっとりと読みたい絵本だと思いました。星好きな子に贈っても喜ばれそうです。