毎日に飽き飽きしているナツメグ。
だって朝ごはんはいつもダンボール、昼ごはんはいつも紐、晩ごはんはいつもオガ屑なんですから。
ある日ナツメグは浜辺でビンを拾い、開けてみると中から大男が現れて3つの願い事をかなえてくれるといいます。
とっさにナツメグの口から出た願い事は・・・。
「え〜なんてもったいない!」と思ってしまいますが、それほど毎日のごはんに飽き飽きしていたということですね。
大男が渡してくれた魔法のスプーンが、どんな風にナツメグの願いを叶えてくれるのか、わくわくしながら読みました。
でも、なんだか不思議な展開で、ちょっと消化不良の読後感。
同じ作者の「カクレンボ・ジャクソン」が大好きなので期待して読んだんですが、残念ながらお気に入りにはなりませんでした。