ねずみのアレクサンダは、可愛がられるぜんまいねずみがうらやましい。自分もぜんまいねずみになりたい、と思いますが、仲良くなった後は逆にぜんまいねずみを本当のねずみにしてあげたくなります。トカゲにお願いして、その願いがとうとう叶います。
最初にちょっとは嫉妬もありますが、全体を通して分かりやすい友情の話です。寿命もあり、食べ物を手に入れないと死ぬ、おもちゃに比べて可愛がられない、本物のねずみになるのが果たして良いのか悪いのか、ちょっと考えてしまいますが、、、、その後が気になる絵本ではあります。
分かりやすいし、絵も子供好きするので、全体としてはなかなかおすすめできる本です。