夜ベッドに入って、5歳の娘と読みました。
表紙と裏表紙の見返しに広がる星座と惑星の絵に、、
「わぁ〜!」と感動の娘。
なんだかプラネタリウムにいるような気持ちで、
静かに静かに絵本をひらきました。
「ぼくはちっともねむくない」のは、
くまのぼうや。
どうして子供って、特に休みの日の前なんかは、
「まだねたくなーい!」と言うんでしょう?
元気いっぱい、寝る時間がもったいないような、
そんな遊び盛りのくまのぼうやが、
なんだか我が家の娘とかさなります。
そんなくまのぼうやが繰り出していった夜の森。
というと怖そうですが、
濃い紫と薄い紫を使い分けた、
クリスホートンさん独特の魅力ある色調で、
動物たちが眠る平和な森の夜の様子が描かれています。
そして最後に出てきた満点の星空。
私と娘が思わず吸い込まれてしまいそうな、シーンとした空気の中に
光るお星様たちのページは、この本一番の見せ場です!
ねたくない!といつも言っている娘の心も、
さすがにここまでくるとフェイドアウト。
くまのぼうやと一緒にすぅーっとやさしい眠りにつくことができました。
寝る前にぴったりの一冊でした!