原田先生が絵本???
パパーッと目を通し、急いで、奥付けをみましたら、『ゆめうつつ草紙』にて初出された作品を加筆修正されたものとのこと。
これは、小学生ではちょっと難しいかもしれません。
読むなら、“絶望”や“孤独”をちょっとは体感している年頃の中学生くらいからが、良いのでは?
それにしても、面白い。
ここまで、ストーリー性を崩さず結びへと無事もっていけるなんて。
息子も、個性的な絵の魅力と、お話の出だしの軽快さに、ニコニコ読み始めましたが、質問がこちらに向かって飛んでくるわ飛んでくるわ。
椿事って何?
宿命と運命ってどう違うの?
ばつが悪いって?
やもめ・ゆうしゅう・ゆすり・よるべないって?
「辞典で調べなさ〜い。」の冷たい母の態度に見切りを付けて、悩める11歳は辞典の迷路で立ち往生していました。
これは購入して、息子の書棚に加えておいてやろうかと思います。