自分は今、何故、こうしているんだろう。本当は何をしたかったのだろう。
たいていの大人は、ふと立ち止まり、こう思うのではないでしょうか。
こうして絵本ナビを開いているのなら、絵が好きだったり物語を書いてみたいと思ったかもしれません。
そんな大人がこの本を読んで、我が子、我が孫に、こんな道もあるんだよ。絵が好きなら描き続けてもいいんだよと示したくなるのではないでしょうか。
とても伸びやかな絵を描いていた子が周りの評価や意見を気にして小さくなってしまいそうなとき、読んであげたい。
公務員や会社員には向いていないと思われる、そんな子に読んであげたい。
そう思いました。