見知らぬ土地に引っ越してきた少年が、年老いたエバンズさんと
知り合い、仲良くなりました。レース用に訓練しているハトをもらい
「レ・デル・チエーロ」(イタリア語で”空の王様”)と、名づけた。
エバンズさんに、”ハトは、帰る道がわかるように生まれついてい
るからな”と言われたように、1600キロの彼方から戻ってきた
”レ・デル・チエーロ”が、少年が広げている腕の中へ飛び込んで
きた時に、”やっぱり、ここが自分の居場所なのかもしれない”と、
思うようになった少年でした。
自分の居場所が見つけられてよかったなあと思いました。