「へんてこライオン」シリーズの第8弾。
残念ながら、この巻で「へんてこライオン」シリーズも終わりとなってしまいました。
長新太さんの描く絵は、いつもラフでハンドフリーな感じで、色彩も発想も実に自由。
子供でも描けそうでいて、でも描けない世界。そこが天才的で、感心してしまいます。
そして大人がわからなくっても、子供が喰いついてくる楽しさ、魔力を持っているところがすごいと思うのです。
この方は、最後まで、子供らしい豊かな発想を忘れず描けることができたのでしょう。
この絵本でも、ゆちゃんと、しんくんが交互に登場して、へんてこライオンとへんてこで、楽しい時間を過ごします。
今まで散々いろいろなものに変身して私達を楽しませてくれたへんてこライオンが最後に変身したものは、はたしてなんだったのでしょうか
見てからのお楽しみです。