「人は死ぬまで人です。」と言う尾崎さんの言葉に何度気持ちを新たにさせられたことでしょう。尾崎さんの本にはいつも根底にいたわりの心が感じられます。
ふうこちゃんもお父さんもお母さんもおばあちゃんのことをとても大切に思っています。
どんな姿になってもお年寄りはえらいのです。
生き続けることの尊さを教えてくれるのです。
私も少し子供返りをしつつある姑を介護しています。近くに住む孫は「おばあちゃんは大人なのにどうして一人で歩けないし一人でご飯を食べられないの。」と聞きます。
服の着替えも手伝ってくれます。
子供の目には何も出来ないけど何時もニコニコしているおばあちゃんが写っていることでしょう。
ふうこちゃんのおばあちゃんのように。
子供とお年寄りは分かり合える同世代なのかもしれません。