写真家長倉洋海さんが2020年の6月に出した写真絵本です。
ぼくは、何をしているのだろ。
どうしてここにいるのだろう。
ぼくは、何をするために生まれてきたのかな。
世界各地を旅してして出会った子どもたちは、最北の寒冷地で、争いの絶えぬ戦地で、アマゾンの大自然の奥地で日々生きていた。
彼らを見つめ、笑顔を撮り続けながら自問していく著者。
自分探しの哲学的な文章ではありますが、そこに写っている人々の顔は素晴らしい笑顔が多く、「生きているんだ」という力強さを感じます。
とても素直な自分の気持ちを綴られているので、
あまり幼いお子さんですと、哲学すぎてよくわからないかもしれません。
小学校高学年から、高校生、中学生の、特に自分探しをしている人や、将来の壁にぶつかってしまった人たちに見てもらいたいです。