「犬になったらどんな気持ち?」「鳥になったらどんな気持ち?」・・もし色々なものになれたらどんな気持ちがするだろう。
「叱られたらどんな気持ち?」「ほめられたらどんな気持ち?」・・相手の行動によって自分の気持ちはどう変わるだろう。
そして、嬉しい時、悲しい時・・それらはどんなことをした時に感じるだろう。
相手の立場に立って考えることはコミュニケーションの大事な一歩ですが、それにはまず自分の気持ちについて考えてみることから始まります。
多くの絵本は登場人物の気持ちになって読むものですが、それが苦手な子もいるでしょう。この絵本は、その「きもち」について考えてみよう、というありそうでなかった絵本です。
そしてそれを「いろいろなきもちシート」に書いてみることで、さらに色々な気持ちに気付くきっかけになるのではと思います。読み聞かせしながら、親子で色々な「きもち」について話してみるのも良いですね^^
自分の気持ち、そして相手の気持ちを考えるということ。子どもだけでなく、大人にも大切なことだと気付かせてくれた1冊です。