4歳1ヶ月の息子に読んでやりました。思い出のたくさん詰まっている、でもちょっとずつしかない毛糸をつなぎ合わせて作ったベストが、おばあさんを楽しませてくれます。ちょっと裁縫をするので、はぎれが沢山残ってしまいますが、それらが様々な思い出や記憶を思い出させてくれるのと同じ。なんだか、とっても心豊かになれます。母いわく、そうやって思い出の沢山詰まった布を少しずつつなぎ合わせていくから、パッチワークは思い出の宝なんだよ、と。きっとおばあさんもそんな思いを沢山したんだろうな、と思いながら読んでいました。さすがに息子にはまだ理解できない域ですね。