3歳1ヶ月の息子に読んでやりました。一番最初のタイトルページから、ネズミと不思議な細長い白いものとのやりとりを考えさせます。これなあに?と連発して・・・。
ページをめくると、白いものが形を変えて行き、ネズミの様子も変わっていきます。その変化を紙芝居で問いながら答えさえ、この白いものがなんなのかを想像していきます。息子も息子なりに白いのがなんなのか考えていました。それがあたっているとか間違っているとかではなく、なんであるかを自分なりに考え、想像し、また新しい情報を入手して考えるというそのプロセスを作り出すのが大事なのだと思います。答えがすぐに入手できたり、誰かに与えられるのではなく、考えてみるということを癖付けるいい紙芝居だと思いました。