「ビーザスといたずらラモーナ」を読んで次に八歳のラモーナのこのお話を読むと四年間の間の生活の変化と成長を感じます。
屈託のなかった四歳の頃に比べて、お父さんが先生になるために学生をしている、お母さんがフルタイムで働いている、ラモーナは学校が終わると友だちの家で預かってもらっているなどの生活の変化から、家族のそれぞれの憂鬱が浮かびがってきます。
学校の先生に「やっかいな子」と言われて悩むラモーナには同情しました。
ただ憂鬱なだけでなく最後は明るい感じで終わっていたので救いがありました。
息子も同じ八歳ですが、女の子の心の成長ぶりの方がずっと早いのでしょうね。
八歳でこれだけのことが見えているのかと感心しました。