作者のほとばしる情熱を感じる事が出来る作品だったと思います。刺激的な調子から始まって、とにかく情熱的な絵が最後まで続きました。ピンクと紫のトラックは日本ではあまり見かける組み合わせの色ではなかったのが斬新で良かったと思います。個人的には中表紙の段ボールが物語性があって好きです。本物を切って貼ったような質感に少し時間が経過したようなガムテープが実に味があるダンボール仕上がっていたと思います。主人公が余りにも急な坂に遭遇したのでひやひやしました。主人公がここまで情熱を持って届けた物で皆を幸せに出来た事は素晴らしいなと思いました。