年中さんくらいから小学校低学年の、特に男の子はなぜか”うんこ及びしっこ話”が大好きになる事が多いようです(個人差はありますが・・)
そういう子達には大受けする事間違いない絵本です
羊もペンギンも象も山いっぱいの木も食べ続けて巨大化し、突然の腹痛に襲われて倒れてしまった豚。
その鼻先にちい〜さな馬がやってきて、さわやかにうんこをしてみせます。そうして豚は悟るのです「たべたものは ださなくてはいけない」(このトボケた間が絶妙です)
その次のページのうんこの山の見事なこと!
それからまた豚は食べ続けます こんどはちゃんと出しながらね
「たべたものは ださなくてはいけない」
「うんこすると はらがへるなぁ」
と、豚の言葉がいちいち納得できておかしかったです。
ペンギンの雛や象を食べる絵は確かに残酷と思われる部分もあるのかもしれませんが、そういう事も吹っ飛んでしまうような、ナンセンスな昔話に通じるようなパワーのある絵本です。