お正月に食べる「おせち」には沢山の縁起物の食材が使われていますね。そんな「おせち」の食材たちを家族に見立てている所がユーモアあふれる作品だと思いました。それぞれの食材が個性豊かに生き生きと描かれていて可愛らしかったです。
3歳の娘は、今年おばあちゃんの家で「おせち」を食べたので、興味津々でした。とにかく、描写が細かくて、随所にクスッと笑わせるような仕掛けがあって娘は一つ一つのページを食い入るように読んでいました。
特に初詣のシーンで、「おすしいっか」のいくらの軍艦巻きのいくらがポロっとこぼれて次のページで拾ってもらう所がとっても気に入ったみたいでした。