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おばあさんになった女の子は」 ヒラP21さんの声

おばあさんになった女の子は 作:石井 睦美
絵:宇野 亞喜良
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2006年11月
ISBN:9784061323391
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 4
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  • 満ち足りた表情で揺り椅子に腰かけていると思われたおばあさんには、もう一度やり直したい思い出がありました。
    石井睦美さんのファンタジーワールドと、宇野亜喜良さんのファンタジーワールドのコラボレーション。
    絵本から切り取られたおばあさんは、絵本の前ページへと、自分の過去をたどり始めます。
    幼かった頃、恋人との出会いと死別。
    おばあさんは恋人が死んでから、独身で通したのでしょうか。
    おばあさんは決して満ち足りてはいませんでした。
    おばあさんが若返っていく様、自分の一番幸福だった時を通り顔してしまって少女時代に戻ってしまった様。
    それぞれに自分の思い出の一ページなのでしょう。
    絵本を読んでいたはるかは、少女の思いでこの話を読んでいます。
    これから訪れるだろう、愛する人との出会いを夢見ているようです。
    二人がたどり着いたのは、愛する人と抱擁するロマンチックなシーン。
    あこがれと思い出が結びつきました。
    旅に出ようとする恋人を引き留めたら、おばあさんにとって、この絵本のお話は替わっていたのでしょう。
    限りなく自分の一生を左右する「IF」。
    女の世界だなと思いつつ、甘い思いにくすぐられてしまいました。

    投稿日:2012/04/22

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