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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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海辺の村のパン屋」 ヒラP21さんの声

海辺の村のパン屋 作・絵:ポーラ・ホワイト
訳:いけだ さちこ
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2024年01月11日
ISBN:9784776411093
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 4
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  • 仕事に対する思い

    渋くて深い作品です。
    舞台は街から遠く遠く離れた小さな漁村です。
    鉛筆画のような絵で、どんどんその村にフォーカスされて行くと、周りから隔絶された孤立社会のようです。
    漁村だから、生活の中心は海を相手にした漁業にあります。
    そんな中にいて、父(作者の祖父がモデル)はパン屋を営んでいるのです。
    息子(作者のおじがモデル)は、常に安全な中にいる父の生活に後ろめたさを感じつつ、父の作るパンが、漁師たちや村を支えていることに誇りを感じています。
    そして、その仕事を継承しようとしています。

    生業とは何だろうと考えさせられます。
    社会の先頭に立つ仕事、そんな仕事を後方で支える仕事、様々な仕事があって社会が成りたっているという、当たり前のことに優劣はないのだと感じさせられました。

    投稿日:2024/02/29

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