1歳半になる男の子の母です。
子供は、朝から晩まで両手にミニカーをもっていないと「ブーブー」といって探し回るほどの車好きなので、絵本も車に関するものが大好きです。
絵本は私が何冊か選んで最後に本人に選ばせる方法をとっていますが、この本はその場で「ここ!(に座って読んで!)」と催促され、その日から一日5回は読んでいます。私は絵のタッチが色鉛筆で書いたようにやさしいのと、登場するのがくまをはじめ動物だけというところが気に入っています。子供はもちろん、1ページごとに違う車が出てくるところ、そして主人公のくまたくんが自分と重なるところが気に入っているようです。
内容は、くまたくんのママが買い物に行ってなかなか帰ってこないので、くまたくんが三輪車で迎えに行く、というもので、その途中にいろいろな車とすれ違い、最後にパトカーで送り返される、という物語です。
ただ単に車がたくさん出てくるだけでなく、乗っている動物との会話や町の風景なども理想的で、私は毎回自分でセリフを変えて読んであげています。いなくなったくまたくんを探すママの心配する様子も自分の子供がいなくなったようにおろおろしたカンジで読んだり、子供も真剣に見入ってくれるので私も読んでいて楽しいです。
シリーズで出ているので、これから何冊かそろえたいと思っています。