全ての子どもに夢を持つ権利があります
この一文はこの絵本の一番最後のページに書かれてあります。
でも、その夢を持つ権利を大人の勝手で奪われてしまう事もある悲しい現実があります。
戦争はたくさんの命を奪い、家族を奪い、笑顔を奪っていきます。本当になんの意味も持ちません。
そんな戦争をテーマにいっぴきの黒いカラスのクロウが砂漠の向こうの光に何か未来を感じ飛び立ちます。
でもそこには明るい未来ではなく哀しい現実がたくさんありました。
戦争のせいで哀しみにくれているたくさんの人の姿を目にします。
学校に行きたくても行けない。肩を寄せ合って平和を願う親子の姿。
山の向こうに平和があることを信じる人間。
クロウもしろいからすを求めて・・・
クロウが教えてくれたことは私たちに様々なことを教えてくれます。クロウ自身がきっと白いカラスだったのでしょう。
私たちは平和をもっとかんがえなければいけません。
日頃、忘れかけている平和について改めて考える機会をもらいました。