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はじめてのクリスマス

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赤い蝋燭と人魚」 ちょし★さんの声

赤い蝋燭と人魚 作:小川 未明
絵:酒井 駒子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2002年01月
ISBN:9784039651006
評価スコア 4.78
評価ランキング 531
みんなの声 総数 31
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  • さびしくて、こわくて・・、うつくしい。

    • ちょし★さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳

    人魚にまつわるお話で 幸せなラストの物を思いつきません。
    いつも、人魚はその美しさや儚さゆえ、また珍しさゆえに、人間にひどい仕打ちを受けて最後は死んでしまう・・というようなイメージがあります。

    作者の小川未明さんは明治生まれで、この作品は大正時代に発表されたものだという事ですから、「むかしばなし」ではないのですが、全体的な雰囲気からは、古くから語られてきた伝説みたいな印象をうけます。
    「むかしばなし」の多くに含まれている社会風刺みたいな感覚を、この作品からもうけました。が、あまり深く考えずに「人魚の娘さんも、お母さんもかわいそう」と、切なさやおそろしさを味わうのもいいと思います。

    全体的に漂う寂しさや、怖さ、絶望感などの趣を楽しめるのは、小学校高学年以上でしょうか・・。
    もちろん、もっと小さな子にも読んで聞かせてあげられるとは思います。 大人があれこれ「これは難しいからまだ早いわ」と考えていても、子供は それなりに何か感じて楽しむものですよね。

    このお話にぴったりの 酒井駒子さんの挿絵がとても素敵です。
    ぜひ手に入れたい一冊です。

    投稿日:2008/06/18

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