先輩ボランティアから教えてもらって読みました。
表紙の絵からは想像できない恐ろしさがあります。
でも、最初のページの三匹の犬の表情と、次のページの隅にいるなんだかわからないものが、このおはなしが恐ろしいものと予感させます。
鉛筆書きに薄い色の絵は、躍動感があって緊迫感が高まっていくようすが感じられます。
絵だけでもおじいさんの表情で何が起きているのかわかります。
声に出して読み聞かせをするのは難しいと感じました。
以前、よく似たような話を6年生のクラスで読んだのですが、あまり大袈裟にするとかえって怖さが半減すると感じました。
高学年の子どもが自分で読むのが良いと思いました。
あまり小さい子に読んで恐怖心だけを残すのはよくないでしょう。