「リスとはじめての雪」がとっても素敵な作品でしたので、春を待てずこちらも借りてきました。
お話は、白一色だった世界から一変、眠りから目を覚ましたリスは綺麗な色の世界に驚きます。
そうです。
春が来たのです。
ひなたぼっこをして、草の上を転げ回って、おなかいっぱいご飯を食べて、リスもクマも。
でも、ハリネズミは食べないんです、なにも。
池に行って出会ったとっても綺麗なあの子のことが、・・・。
恋なんですねぇ〜(笑)。
このシャイなハリネズミの恋の成就のために、手伝いをするリス。
百戦錬磨の恋の経験でもあるような物知り顔のリスが愉快!
「おんなの子の 心をつかむのは かんたんじゃないぞ、」って言う台詞にプッ。
「ゆうめいで ゆうかんで いさましくて、めいよと ほまれが あるのがいちばんだ。」っていうところでセルバンテスだ!って大笑い。
そしたら次ページを開いて爆笑。
この後の、勇気と誉れの為の危険な戦いの勝利に備え、自分を危険に見せる武装にまたまた大爆笑!
そして彼らが挑んだ戦いの相手は、・・・。
ここからもうひと笑いしてください。
でもでも、その後の彼らの一人相撲のような空回りの結末で、涙が出るほど笑っちゃうと思いますよ。
あ〜、愉快でした。
大人の方もお正月休みに如何でしょうか。
ゼバスティアン・メッシェンモーザーさんの作品、もっと日本で出版されませんかねぇ〜。