「いつまでも遊べるかくれんぼ絵本」というこの本。
ちいさな、ちいさな、こまかーい物たちが、ひたすらちりばめられている本です。積み木に、押しピン、ミニカーに、コイン、ねじ、鎖、ホッチキスに磁石、砂、葉っぱ、写真、羽、ヒトデ、ハサミ、ボタン、ビーダマ、人形、数字、、、ありとあらゆる小さい物たちが集合しています。
うちの1歳の息子は、まだまだ小さいものを口に入れてしまうので、なかなかこういったものを手にすることができない(手にしたとたんもぎ取られてしまう)のですが、この本だけは、いつまで眺めていてもとがめられないからなのか、大のお気に入りです。
横から何を言われようが、おじさんが新聞を広げて読むように、ひざの上に大きなこの本を立てて何分でも眺めています。たまーに、ページをめくって。
本の読み方って、子どもが100人いたら、もしかして100通りの読み方があるのかな、と思います。
うちの上の子(3歳)は、コミュニケーションの手段として「よんで、よんで」の絵本。息子(1歳)は、どちらかというと、読んでもらうことには興味はない。ひたすら自分で眺め続けて発見を重ねているようです。
そんな二人を観察していると面白いです。
何十回、何百回と読んでもらった本を、暗記して、弟に読んであげている姉。それを聞くでもなく、じーーっと、長めている弟。
これから、どんな本に出会っていくのか、どんな読み方をしていくのか、楽しみです。
ちなみに上の娘は、この本は、台詞がないからなのか?不思議とあまり興味をそそられないようです。