表紙を見て「あ、面白そう」って、軽い気持ちで借りてきた絵本でしたが、予想以上にとても面白い作品でした。
たいていの人が、オタマジャクシがカエルになるのは知ってますが、オタマジャクシからなら育てた人もいるでしょうけど、卵からなんて、なかなかいないでしょう?
お話は、イラスト的にキャリアウーマンみたいないけてるママが、子供の好奇心をかきたたせながら、池でカエルの卵を拾ってきて、子供と一緒に卵から育てさせてしまうお話です。
絵本の中には、備考として、育てる時の注意点などが細かく書かれているので、この本の通りに育てると卵からオタマジャクシ、そしてカエルへと飼育できると思います。
一番面白かったところは、卵から孵ったばかりのオタマジャクシは、最初「ウーパールーパー」みたいにえらが外についているのに、成長と伴にえらが身体の中に溶け込んでいってしまうという点。
この絵本を読むまで、このことは知りませんでした。
今年の子供の夏休みの自由課題、オタマジャクシを育ててみようかな?