読み終わって、ちょっと反省しました。
そう、私達大人は子供のように信じることができないのです。
できないというと言い過ぎだけど、このお話のお父さんと男の子のように、自分の思い通りにならないとすぐ信じることをやめてしまう大人と、理由はわからないけど、とにかく信じている子供のように。
そういう私だって、かつては子供で、きっととても純真だったと思うけれど、ある意味、大人になるっていうのは、裏切られてもすぐに立ち直れる強さをもつことなのかな。
この本を読んで、羊飼いの犬、いわゆる牧羊犬はすごいんだなあって感心しました。
本当かどうかはわからないけれど、きっとそういうものなのでしょうね。