実は、最初に読んだときは、「おもしろくないなぁ」って思ってしまいました。「おつきさま こんばんは」と勘違いしていて、「これって、推薦図書とかにもなってるんじゃなかったっけ?」と首をかしげさえもしました。 でも、子供にせがまれて何度か読んでいるうちに、自分がまるで異国の空間にいるかのような気持になり、ゆったりとした口調で読めば読むほど、眠気がやってきて、自然と「おやすみ」の空気がただよい、本の最後には「おやすみ、○○ちゃん(子供の名前)」と言って本を閉じ、お布団に入ります。今となっては、なんとも心地よい絵本となり、心を静めたいときにはママ1人でも見ることもあります。