さくら保育園には怖いものが2つあります。一つは押入れ、もう一つはねずみばあさんです。
さとしとあきらはある日、先生に怒られて押入れに閉じ込められてしまいます・・・。
私が幼い頃通っていた保育園でも(もう随分と昔のことですが^^;)、同じようにお昼寝の部屋に押入れがあって、悪いことをすると先生に閉じ込められました。『ねずみばあさんがでる』という言葉とともに・・・。(見るとちょうど私の保育園時代に出版された絵本でした。まさにこのおお話だったんですね!)
だから、子どもたちが押入れを怖がる気持ちも、すごーくよく分かります。押入れの戸を開けると、知らない別の世界が広がっているような気がして・・・。
小学一年生の娘も長いお話ですが、すぐにお話の世界に引き込まれて、ずっと真剣に聞いてくれていました。
きっと、さとしとあきらと一緒になって大冒険をしているような気持ちになっていたと思います。
気持ちを強く持つ勇気や友情の大切さ、など色々と感じるところがあります。
子供が共感できる絵本、園児から小学生低学年くらいにお勧めです。