絵が優しい感じがしたので、思わず手にとりました。
おまるのがっちゃんの話ですが、がっちゃんの視点から進む話は、大人の私も思わず引き込まれました。
いつも使ってくれた、大好きなたっくんと突然引き離され、悲しくて悲しくて泣き続けるがっちゃん。・・・そして、それはたっくんのトイレの自立だったことを知るのです。
その姿をみて、そっと離れる優しい笑顔のがっちゃんに、思わず泣けてしまいました。
数年後、たっくんの妹のために、再び使われるがっちゃんを見て、ほっとしたこと・・。
あぁ、一つ一つのものを大切に使わなくちゃな、と心から思いました。娘にも、もう少し大きくなったら、ちゃんと読んでやりたいです。