ずっと前から、知っている本です。読むたびに自分の感ずるところが変わるのが不思議です。
ある時は、あおくんときいろちゃんの気持ちになって、悲しい気持ちを味わい、ある時は自分だとわかってもらって嬉しい気持ちを味わい。またある時は、かれらの両親になって、かわいい我が子を抱きしめています。
こんな、単純な絵柄だからこそ、読み手の自由度が大きくなるのではないでしょうか?
でも、大好きなのに手元にはありません。だって、いつどこの図書館に行っても蔵書としてあるのですから。(貸し出し中のこともありますが。)
絶版になることはない、永遠のベストセラーなのではないでしょうか。
レオ・レオニの作品にしては、教訓的でないところもよいです。(彼の他の作品も大好きなのですよ。)