原作は30年も前に書かれたものらしいです。
内容は今の時代にも訴えかける辛いお話です。
きつねのきんたはひとりです
どうやら家族を人間に殺されたみたい
なんとか森で元気に暮らしているところへ
またまた人間の横暴さが暴れまわります
人間につかまったきんたは人に飼われることになる
その人のお屋敷で開かれたパーティー
お客さんがしてきた毛皮に妙な懐かしさが・・・
こんな話ってあるかなぁ
ホントに辛くて、びっくりした。
人間って勝手に生きてるよなぁってつくづく思う
生活の便利さや自分を飾るために他の犠牲をなんとも思わない
本の中だけの話じゃなくて、今、この時代にもあてはまる話だ
こんな悲しい目にあっている動物、植物絶対いるよ
「きんた」という言葉と
いもとようこさんの優しい絵にひかれて借りてきた・・・
実はわたくし、父に「きんた」と呼ばれてまして(^。^;;
いもとさんの絵がぴったり、しっくりきてとってもいいです。
思わぬ名作にあえて嬉しいです。まさに棚ボタ
読み聞かせにも良い絵本だと思います。