この絵本は私自身が子どものときに学校の課題図書になっていて作文を書いた記憶があります。
ちょうど私も引越しをしてきた当時だったので不安になってドキドキしている様子が手に取るようにわかりワタルの気持ちが少し理解できたような気がしたのを覚えています。
ワタルが不安で胸がいっぱいの様子が周りが一斉に動物になってしまうという表現、描写からも伝わってきますが当時は、純粋にワタルが不思議体験をしたのだと受け止めていたように思います。
題名も少し難しく、どういう意味なんだろう??と思わせるところも作者の意図もあるのかなと思います。
絵本ですが考えさせるテーマが潜んでいてどちらかというと小学生向けなのかな?と私的には思っています。