兄が図書館で借りてきた絵本です。いもとようこさんの、温かい絵が大好きで、いつも親子でほんわかした気持ちになりながら読んでいます。
いつも、自分の大事なものは弟の手に届かないようにしまいこむ兄。絵本のなかのきつね君によく似ていて、すごく楽しめました。
きつね君も、自分が作ったいすを壊されてはいけないと思い、「見るだけね」といいますが、だんだん皆が自分を避けるようになります。そこに、もぐらの親子のアドバイスで 何が大事なのかに気がつき、みんなを順番にいすに座らせてあげれるようになりました。こういう、いいタイミングで適切なアドバイスができるって素晴らしい。