幼児の生活をかいた、かばくんくらしのえほんシリーズ1作目です。
朝起きてから、夜寝るまでの1日を、ふざけたり失敗したり・・・等身大のかばくんを通してかいているので、親しみがわきます。
妹たちといっしょに見ていた長男(小4)が、おもしろいことを言ってました。
かばくんが外でいろんな生き物(鳥・虫・犬・ねこなど)を見つけるシーンがあるのですが、「ボク、こういうのはちょっとイヤなんだよな。服を着た動物と、本物の動物がいっしょに出てくるのがさ〜。」と。
なるほど、擬人化されたかばくんと、擬人化されてない他の動物がいっしょに出てくるのは違和感があるんですね。
そういえば、ずっと前、「こぐまちゃんとどうぶつえん」を次女に読んであげた時にも、似たようなことを言ってたっけ?!
彼としては、動物すべてが擬人化されてるか、リアルに描かれてるか、どちらかじゃないとすっきりしないようです。
いろんな見方があるものだと、つくづく考えさせられた1冊です。