お腹の中から弱い心臓と動かない後ろ足という障害を持って、それでも何が何でも生まれたい!と、生まれてきたユック。
生まれてからは、両親に見守られ、兄弟たちに助けられ、そしてユックもリーダーとして兄弟たちを守りながら成長していきます。
なんとしても生まれたかったから、今がある。
ライオンを目の前にしても、みんなで生きられることを信じたから今日がある。
毎日、生きていることが奇跡。
「いのちをありがとう!」そんなユックの言葉は、障害を持った子はもちろん、全ての子どもに届いてほしいと思います。
長いので、軽く読んであげるという感じではありませんが、じっくりと読み聞かせたい本です。