作家の乙一氏が手がけた絵本ということで
ずっと読みたいと思っていたのですが なかなか出会えず
このほどやっと読むことができました。
世界中の親たちがサンタを恐れている!
「サンタがくるぞ!くつしたをかくせ!」口々に言います。
サンタクローズは靴下にいたずらをするのだというのです。
子供たちは懸命に靴下を隠します。
さてさて結末は?
誰もが大好きなサンタさんという存在を
すっかり悪者かのように仕立て上げてしまった乙一氏の視点にまずはうーんと唸ってしまいました。
羽住都さんのふんわりとした美しいイラストも神秘的なお話に一役かっているかなと思います。
英語が対訳としてついているので大人向けのプレゼントにも良いかもしれませんね。