カエルのがーちゃんは、春がやってきて、
きれいなお花が咲いたり、小鳥が歌っているのを見て、嬉しくてたまりません。
それを、池の魚たちに伝えたくて、話すのですが
「見たことないものね」と言われ、信じてもらえません。
その時、1匹の魚が釣り上げられてしまいます。
でも、運良く釣り針から外れ、空中を舞う最中に、
がーちゃんが話していた外の世界を見ることができます。
「ほんとうだったんだね」と言ってくれ、がーちゃんも喜びます。
がーちゃんが言っても信じてくれなかったのに、
同じ種族の魚が見たと言ったら信じるのか・・・と、なんだか「これでいいのかな?」という気持ちになりました。
みんな喜んでいるので、一件落着でいいのかな?
でも、魚さんも一歩間違ったら食べられてしまうところだったし
かなりスリリングな気がするんですけど!?
長男は「ほんまやのになぁ」と腑に落ちない様子でした。