アフリカの貧しい村では衛生的な水が得られなかったり、農作業をするのが難しい場合が多いので、
充分な食べ物を手に入れることが難しいようです。
この作品の主人公ウィリアムにはちゃんとしたモデルがいます。
彼は14歳の時に実際に廃棄物の中から風車を作ってしまったんですね〜。
後書きにウィリアムと、当時作った廃棄物風車の写真が載っています。
いらないものからたくさんの人が必要なものを作り上げるって、すごいです!!
絵ははっきりしていて見やすいです。
風をイメージしているひらひらしたブルーの帯のような絵が私は気に入りました。
地理や歴史を少しは習った後の方が、お話のすごさが実感できると思うので、高学年以上のお子さんたちにお薦めしたいです。