このよでいちばんはやいのはなんだろう?
表紙をみると「うさぎ」と「かめ」。
これなら、小さい子どもも話に入りこみやすいですよね。
ひとつひとつ比べていく、簡単な内容であるけれど、
どんどん話が深くなっていき、音や光、地球の回転、とどんどん難しくなっていく。
読んでいくにつれ、高学年の子ども達にも読んであげたいなと思いました。
大人が読んでも最後にでてくる「そうぞうりょく」という言葉には胸を打たれるものがありますよね。
私は小学2年生の子ども達に読んであげたときに、
最後に絵本に書いてある通り目をつぶるように促しました。
というよりも、絵本の言葉通りに読んだら子ども達が自然と目をつぶったのです。
そして、頭のなかで海を思い浮かべたり、自由に動ける自分を想像したりしました。
大人の私達もこの絵本の言葉に沿って、目をつぶって穏やかな時間を過ごしてみるものいいですよね。