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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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ほおずき

ママ・50代・北海道、男の子12歳 女の子9歳

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ほおずきさんの声

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自信を持っておすすめしたい サリちゃんのお母さんになりたい  投稿日:2019/04/11
おしゃれなサリちゃん
おしゃれなサリちゃん 作・絵: たちばなはるか
出版社: PHP研究所
こどももちゃんの作者、たちばなはるかさんのこの本がまさか絶版になっていたなんて…。
本って買おうと思ったときに買わないとだめなんだ…と改めて思った1冊です。


ママと公園に行くことになったサリちゃんはステキな格好でお出かけしたくて、いろんなものをひっぱりだしてきておしゃれします。
そしてステキに着飾って公園で遊ぶ、というお話なんですが。


世の中のお母さんに問いたい。


着替えさせますよね???


私なら着替えさせます!
…と、思っていましたが。…このおしゃれなサリちゃんを読んで考えを改めました。
・・・だって、とっておきのおしゃれをしてブランコをこいでいるサリちゃんの表情!とーっても素敵なんです。

手元に置いて自分の固くなった心をほぐしたい。ぜひ再販して欲しい1冊です。
手元に置けなくとも、男の子のお母さんにも女の子のお母さんにも、ぜひ読んでもらいたい。
魅力的な絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 読まなきゃもったいない。  投稿日:2019/04/07
おやすみをいうまえに
おやすみをいうまえに 作: エリシャ・クーパー
訳: 山本 象

出版社: バベルプレス
「おやすみ」をいうまえに、ちょっとそこまで散歩にいこう。

小さな娘をつれて父親は散歩に出かけます。
入江の見えるところまで行って、月がのぼっているのに気づき、同じ道をひきかえします。

同じ道でも、行きと帰りでは違う風景。
郵便配達が歩いていた行き道。
帰り道では明かりのついた家の中で手紙を読んでる人が見えます。
そして父娘をやさしく母親が迎え入れるところで散歩は終わります。
すっかりと日は暮れて気づけば「おやすみ」をいう時間になっていたのです。

日常の光景が描かれているのこの絵本が、なぜこれほど美しいと感じるのか。
この作者が繰り返されるこの日常を愛しているのだと感じられます。

行きには親しみやすく感じた樫の木が帰りにはなんとなく別な木に見える。
行きと帰りでは違った色、におい、音、温度も。

山本象さんが渡米中に書店でみて気に入って出版社に持ち込んだそうです。
絵もさることながら、訳の文章も、フォントも美しい。

図書館で借りて気に入り購入しました。我が家では興奮した夜によく読んでます(笑)こどもが大好きな本、というわけではありませんが、こういう美しい本も読み聞かせに取り入れたらいいなと思います。
参考になりました。 0人

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